Friday 16 November 2012

北東アジアOSSフォーラムの感想

まぁ、そもそもフォーラムってことは成果発表ではないわけで、成果発表ではない発表がなんなのかは、かなり謎。いや、Repository とか標準化ががなんとかとか言ってたな。 初日、二日目の午前中は、中国と韓国の役人か何かの接待なんだったと思います。準備の主導権争いがあるとかなんとか言ってました。料理は美味しかったです。グランドキャッスルだからな。琉大と首里グランドキャッスルは97のバスが直通なので、学生に送ってもらうのとバスと半々で通いました。

三日目がかろうじて技術系なのだが、技術の話ではなく、

* いろんなOSS技術の名前の紹介

みたいな感じ。あらら。

http://from-okinawa.org/oss2/training

なんだが、発表者が来ないとかで順序がわやだった。

(1) KVM 関連技術 (日本人)
(2) Bigdata 関連技術 (韓国人)
(3) Linux Virtual Server 関連技術 (中国人)

でした。

KVM では、virsh/libvirt で権限制御ができないと言ったら、その辺は Open Stack でと言われました。そうなの?

割と意外だったのは、

* 現状ではVMのoverheadがでかいので、ハイブリッドが良い。
* 特に DB は VM にするな。

ふーん、そうだっけ? I/O neck なものは VM のオーバヘッドは目立たないと思ったが、そうでもないのか。昔は、Xen の ping が10倍ぐらい遅くて「お前なぁ」と思ったものだが。でも、ユーザはガンガンVM化しちゃうようです。まぁ、そうだよね。今度、Overhead 測ってみよう。数%程度だったはずなんだが。多重度増やすとだめとか言う話? いや、うちは全部 VM にしちゃったので :-p

Bigdata は、あまり面白く感じなかったのだけど、「クラウドでBigdataするな」、あぁ、まぁ、そうだよね。「50ノード程度で、Hadoop するな」とかも。韓国は結構 Buzz word で動いているらしく、Bigdata 関連はダメなところもあるらしい。日本でもそういうのあったよ。後で、Bigdata と SQL の関連について聞いたんですが、英語が通じなかった。そういうのありなの? Bigdata は結局 SQL に移行してしまうんじゃないかと思います。それですむなら、それが良い。

つうか、そもそもなんで英語でやらんの? Slide は英語なのに。文系のやることは理解できん。文系って英語得意じゃないのか?

Linux Virtual Server は、Kernel patch が Alibaba どうたらで、いろんな話が入りすぎてて時間もオーバみたいな感じでした。この人は、もともとは米国で OODB の実装とかをやっていたらしい。なので、発表が途中から英語になったり。で、通訳の人が、その英語わからんとか言ったり。Fusion IO とか、まぁ、知らないと訳せないよね。Fusion IO で良いんだけど。Kernel をカーナルと訳す通訳でした。別に問題ありませんが、英語の発表を聞きたかったも。中国語で話す、それを通訳が日本語にするという感じなので、Thourgh put 半分みたいな。

初日、二日目は仕分けしてもらって、三日目は、沖縄の勉強会グループの方に下請けに出せば良かったんじゃないかとは思いました。

* * * 

あれやこれやで名刺たくさんもらったので、Evernote が limit 。なので珍しくプレミアムに復帰しました。

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