Tuesday 12 July 2011

福島産牛セシウム検出

全量検査すれば良いのにとも思うし、そういう方向に行くみたい。

 2kBq/kgという検出量が多いのが驚き

だったんだけど、出るとしても、もっとずっと低いのを期待してた。

結果的には飼料がダメだったんだけど、こっちは75kBq/kg で高い。乾燥されているので高く出るんだけど、牛はそのまま食べるからね。野外保存だけで、そんなに高くなるとも考えにくいので、たぶんミスがあったんだろうと思います。つまり、

 ミスを前提に対策するべき

ってことだよね? 原発事故から学んでないの? ミスは責めてもしょうがない。システム的に対処するものです。

でも、一方で、

 屋内で飼って、飼料をちゃんとすれば牛肉は汚染されない

ってのもわかった。それは当然と言えば当然なんだけど。もちろん、

 ちゃんとしている方を、まったく評価しない

のが日本の伝統。そして、「全量購入」とかで金で解決するのも日本的。残念ながら、もう日本はそんなに金持ちじゃないんだけどさ〜

もう一つは、

 牛の外部から放射線検査するってのはやっていたのだが、それはすり抜けた

ってこと。これは牛肉の汚染を見つけるためのものではなく「牛の表面の付着」の検査のためだったらしい。ってことは、やっぱり、

 検査しなければ、存在しない

だったってことじゃん。表面測定で見つけられる説もあるみたいなので、ちゃんとして欲しかったです。

BSEの時と同じで、牛肉が安くなるって言うのは既に起きているらしい。もっとも和牛では安くなっても、あんまり僕にはあまり関係ないけどさ。

牛乳の検査限界 20Bq/kg に文句をつけている女性も見掛けましたが、検査で出ないから検査限界まで入っているというのはどうなのかな。まぁ、その当たりを心配するかどうかは個人の勝手だと思う方が簡単。大丈夫だと説得する方が面倒。確率だから断言できないし。

リスクはゼロであるべきだという考え方もあるけど、それはコストを引き上げる。日本人がおろおろするなら、もちろん危ないと世界中の人が思うよね? 1mSv とかを今引き受けるべきリスクだと開きなおるのも選択肢だと思う。

放射能を恐れすぎるな、フクシマの危機は過ぎた。
http://news.livedoor.com/article/detail/5699797/

まだ、過ぎてはないけど。でも、先の見えない時期は過ぎたと思う。

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