Sunday 6 July 2008

立読み

結局、今日も昼間ワインを飲んでしまった...

紅茶を買いに新宿の高野にいって、そのまま紀伊国屋で立読み。なんか、最近の理系の本って立読みで十分な気もする。

代数学の基本定理

http://tinyurl.com/6fzmar

代数方程式は必ず解けるという定理と、その周辺の話。僕が読んだ証明はシュワルツのやつで、有界な正則関数は全域でゼロになると言うのを利用するものだったはず。ゼロにならないなら、その逆数を作ると有界になるので矛盾とかだったはず。かなりいろんな証明があるらしい。輪っかを縮めて行くと途中でゼロを通るなんていうのをどこかで見た記憶もあるな。7種類ぐらいの証明が載ってますが、最初の証明は、|f(x)|にゼロでない最小値があるとすると、それより小さい値を取って来れるというのを示す方法でした。シュワルツのと同等な証明な気もする。

ゲノムサイエンスの本をゆっくり立読み。人のもついろんなタンパク質は15万ぐらいあるのだが、遺伝子は2万2千ぐらいしかないらしい。その当たりの差は、mRNAスプライシングによるんだろうってことだが、まだ、良くわかってないみたい。猿に比べると人間の遺伝子の多様性は10倍ぐらい小さいらしく、どうも人類は数千人の人口までに激減したことがあるらしい。(ボトルネック効果というらしい)

http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku262.htm

人類なんて、結構、あっさりと絶滅してしまうっぽいです。遺伝子の多様性が少ないと病気で全滅とかあるからな〜

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