Monday 15 August 2005

民主党不要論 (fj.soc.politics)



今回、民主党は「これこれこういう案だったら賛成できる」という形で、かなりの程度、法案に手を入られたと思う。衆議院でも、参議院でも。それこそ、今の郵貯の上限変更も入れ込もうと思えば出来たかも知れない。(もっとも、そんなの通るはずないとも思うが..)

それを放棄したのが民主党です。郵政民営化が否決されたのは民主党のせい。政策論争の中心であるべき二大政党制を、相手の党の分裂を引き起こすためにしか利用しなかった。キャスティング・ボードを握っているはずなのに、合理的な論争点を持ち込めずに単に選挙を始めたつけは重いと思う。郵政改革の真の論点は確かに「国債引き受け」でしょう。でも、そのあたり、ちゃんと民主党は議論したか?

結局、尻尾をまいて逃げ出す人(亀井氏)に付いていった自民党の反対派は可哀想だと思わないでもないです。せめて民主党と組むあたりまで読むべきだったと思う。さっさと逃げ出すなら、賛成した方がましだったとかなりの反対派議員が考えていることでしょう。

一方で、何故、民主党は自民党の反対派を取り込まないのか? もちろん、実は民主党側に賛成派がかなりいるからでしょ? だったら、なんで反対したんだよ。そういう有権者あるいは議員の考えの反対の行動を取るような政党に投票することは、僕は、もはやできないです。

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